第22期 事業報告書 目次
株主の皆様へ
株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ここに第22期(2006年3月1日~2007年2月28日)の事業報告書をお届けし、営業の概況等をご報告させていただきます。
当社は、処方箋の受け皿となる調剤薬局を主たる事業として展開しております。
医薬分業は、医療の一翼を担うシステムとして定着し、緩やかな拡大傾向で推移しておりますが、業界は成熟期を迎え、収益構造の変化、競争の激化により経営環境は一層の厳しさを増しております。当社は、採算性を重視した店舗展開を進めるとともに、M&A案件には積極的に対応し、規模の拡大を図ってまいります。
医療界を取り巻く環境は、医療費の適正化に向けた制度改革が進められており、医療機関は、変革に対応できる経営基盤の確立が急務となっております。また、高齢社会の進展に伴って、社会全体のインフラ整備が求められております。
このような環境下にあって当社は、医療分野に特化した事業展開を行ない、調剤薬局事業で培ったノウハウ、ネットワークを活かし、有料老人ホーム、メディカルモールの開設を推進してまいります。
当社は、医療・介護産業に関わる多くのメニューを揃えた、「医療・介護の総合サービス企業」を目指し、市場ニーズを的確に把握、分析を行ない、質の高いサービスの提供に努め、持続的かつ安定的な成長を図ってまいります。
株主ならびに投資家の皆様には、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2007年5月
代表取締役社長 南野 利久