2025年2月期第2四半期の業績レビュー
-
売上高
-
営業利益・営業利益率
-
経常利益・経常利益率
-
親会社株主に帰属する当期純利益・親会社株主に帰属する当期純利益率
(単位:百万円・%)
第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 11,183 | 22,665 | ||
営業利益 | 429 | 828 | ||
営業利益率 | (3.8%) | (3.7%) | ||
経常利益 | 430 | 853 | ||
経常利益率 | (3.8%) | (3.8%) | ||
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
429 | 709 | ||
親会社株主に帰属する 当期純利益率 |
(3.8%) | (3.1%) |
当中間連結会計期間の当社グループの業績は、売上高22,665百万円(前年同期比29.9%増)、営業利益828百万円(前年同期比37.4%増)、経常利益853百万円(前年同期比22.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は709百万円(前年同期比59.7%増)となりました。
調剤薬局事業におきましては、当中間連結会計期間の既存店舗の処方箋応需枚数は前年同期比減少しました。前年同期は5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行した影響もあり、受診抑制の緩和が進み処方箋枚数の増加に繋がったことが背景にあります。一方、2024年6月より株式会社京寿薬品の連結子会社化が事業部門全体の売上高に寄与しております。しかしながら、薬価改定の影響等もあり収益貢献はこれからの状況となっております。
この結果、売上高11,911百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益551百万円(前年同期比19.9%減)となりました。なお、当中間期末における当社グループの調剤薬局は合計97店舗となっております。
ヘルスケア事業におきましては、居住系介護サービスおよび在宅系介護サービスともに、入居率や稼働率は前年同期比やや低下しました。そのような状況の中、経費節減に取り組みながらも、施設運営に不可欠な人材の確保には注力し、施設利用者が快適に過ごせる介護サービスの実現に努めてまいりました。また、2024年7月には株式会社メディカルケア一光による事業譲受けが事業部門全体の売上高に寄与しておりますが、調剤薬局事業のM&Aと同様、収益への貢献はこれからの状況となっております。
この結果、売上高3,962百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益127百万円(前年同期比15.3%増)となりました。なお、当中間期末における当社グループの居住系介護サービスは、合計43施設(居室数1,435室)、在宅系介護サービスにおいては、通所介護事業所26ヶ所、居宅介護支援事業所16ヶ所、小規模多機能ホーム11施設、福祉用具レンタル・販売5拠点、訪問介護事業所8ヶ所、訪問看護事業所3ヶ所、ショートステイ1施設と、幅広く介護サービスを提供しております。
医薬品卸事業におきましては、前年4月からの急激な原価率の上昇により収益環境は一層厳しさを増しております。2023年9月に実施しました当社中核子会社である株式会社メディカル一光と西部沢井薬品株式会社との事業統合の効果を発揮すべく、組織体制の見直しと販売力の強化に注力してまいりました。
この結果、売上高6,701百万円(前年同期比319.2%増)、営業利益194百万円(前年同期比473.4%増)となりました。
(内部売上を含む売上高は7,099百万円となり、前年同期比で243.3%増加しました。)
不動産事業におきましては、賃貸不動産からの収入によって、売上高90百万円(前年同期比0.4%減)、営業利益65百万円(前年同期比1.0%減)となりました。
また、投資事業におきましては、投資有価証券売却益102百万円を計上しております。
なお、セグメント間の内部売上高として401百万円を消去するとともに、全社における共通経費として110百万円を計上しております。
Excel形式でダウンロード(74KB)