コンセプト

フラワー薬局グループの1号店は、まだ病院でお薬をもらう「院内調剤」が主流だった1985年、三重県津市に開局しました。それから30余年、処方せんをもとに薬局で調剤を行う「医薬分業」の進展とともに、フラワー薬局も今日まで歩んでまいりました。
薬局は患者さまがすすんでいらっしゃる場所ではありません。そのため、患者さまの体調やお気持ちを第一に考えた行動や、過ごしやすい環境づくりに取り組んでいます。

患者さまへの5つの誓い

  • 私達は十分な医薬品の知識を習得し安全を最優先します。
  • 私達は正確・迅速な調剤を心掛けます。
  • 私達は常に情報収集を行い健康管理に役立てる様、努力します。
  • 私達は「やさしさ」と「思いやり」をお薬に添えることを宣言します。
  • 私達は地域のかかりつけ薬局として総ての人から満足頂ける様、頑張ります。

安全・安心のための取り組み

病院から処方される薬の種類はおよそ15,000種類あります。それらの患者さまの症状に応じた処方を、安全性を最優先に考え、正確で迅速に調剤しなければなりません。
フラワー薬局では、患者さまに安全と安心をお約束した調剤を行うため、独自に培ってきた取り組みがあります。

安全にお薬をお渡しするために

最も優先すべき点は、調剤過誤を起こさない仕組みをつくること。過誤が起きる要因が見つかれば、その対応策を全社で考え、何重ものチェックをかけて安全性を高めています。

  • 薬剤注意プレート

    お薬には様々な名称があり、よく似た名称のものもあれば、同じ名称のお薬でも成分の含有量が異なる場合もあります。そのようなお薬を調剤する際に間違うことがないように、薬剤保管ケースに一目でそれと分かるような注意を喚起するプレートを取り付けています。

  • ダブルチェック

    調剤したお薬は、患者さまにお渡しする前に処方せんの指示通りに正しく調剤されているかを鑑査します。鑑査はお薬を調剤した者と別の薬剤師が行う、あるいは、鑑査業務の機械化を図ることによって、ミスがあれば確実に発見できるようにしています。

  • 調剤監査システム

    調剤後の散薬(こなぐすり)は、人の目では処方どおりに調合できているかを確認することが困難です。散薬を間違いなく調剤し、確実に鑑査するためのシステムを導入しています。

    また取り間違い防止のため、錠剤やカプセル剤などのシートで調剤する薬剤についても、シートに印刷されたバーコードを認識できるシステムを導入しています。

  • ヒヤリ・ハットデータの活用

    調剤過誤の発生は「ヒヤリ」としたことや「ハッ」としたことの延長線上にあります。フラワー薬局では、「ヒヤリ」「ハッ」とした事例をデータとして蓄積し、その分析を行うことにより調剤過誤の未然防止に活用しています。

  • 重点管理薬剤チェック

    調剤過誤により重篤な副作用を起こす恐れのあるお薬を重点管理薬剤として指定し、指定されたお薬の在庫チェックを毎日行っています。日々の在庫を確実に把握することにより、万一の間違いをいち早く発見できる体制を整えています。

  • 2歳未満児処方せんチェック

    体重の少ない乳幼児は、少しの計量間違いでも重篤な影響を受ける恐れがあります。2歳未満の乳幼児の処方については、通常の鑑査に加えて、調剤をしたその日のうちに再確認を行うことにより、万一の間違いをいち早く発見できるようにしています。

安心してお薬を服用していただくために

患者さまに正しく、そして安全にお薬を服用していただくために、必要な情報を収集して患者さまの状態を把握した上で、丁寧な説明を行っています。その内容は薬の履歴簿(薬のカルテ)に記録し、患者さま一人ひとりに合った服薬指導に役立てています。

  • お薬手帳

    お薬の名称・数量とともに、正しい服用方法等を記載したお薬手帳を患者さまにお渡ししております。

    お薬手帳の記録をしっかりと管理することで、フラワー薬局以外で処方されたお薬の情報を見ることができます。重複投与や禁忌薬のチェックもかかりつけ薬局の重要な役割です。

  • 薬歴管理

    フラワー薬局では患者さまの体質、アレルギー歴、お薬の服用歴などをしっかりと記録し、適切に管理しています。調剤を行う際はその内容を確認して、お薬の副作用や併用薬との相互作用などのチェックを行います。また、必要があれば担当医へ疑義照会を行い、常に安全な調剤に努めています。

  • 服薬指導

    患者さまにお薬を正しく服用していただくために、様々な工夫を凝らし、分かり易く適切な服薬指導に努めています。
    また、薬歴に基づいてお薬の総合的な情報提供を行い、患者さまからの様々なご相談をお受けしております。

スタッフの研修体制

医療に関する社会ニーズに応えるためには、薬剤師は新しい情報にアンテナを張り、常に知識や技術を吸収していくことが欠かせません。

フラワー薬局では、次代を担う医療人を育成するため、多彩な新入社員研修をはじめとして、充実した研修制度を確立しています。

  • 新入社員研修
     

    入社式後、約3週間の日程で集合研修を行います。医療人としての心構えやホスピタリティ精神を学ぶ基礎研修のほか、ロールプレイング・介護施設での実習・外部講師を招いての講演会を通じて、配属前の基礎を築きます。各薬局への配属後は、先輩社員がマンツーマンでOJT指導を行う「ブラザー・シスター制度」を取り入れ、薬剤師としての業務に習熟していきます。

  • 薬剤師教育セミナー
    医療事務スキルアップセミナー

    年に1回、約300名の当社グループの薬剤師と受付スタッフが集まる集合研修を実施しています。大きく3部構成に分かれており、研修認定薬剤師研修、外部講師を招いての講演会と、各店舗・各事業部による研究発表会からなっています。

その他にも、職務レベル別の研修や、年次に応じたスキルアップ研修を実施しています。詳細は薬剤師新卒採用サイトをご覧ください。

採用情報

ホスピタリティ

フラワー薬局では、おもてなし(ホスピタリティ)の精神を重んじています。患者さまにご満足頂くための取り組みをPS(Patient Satisfaction)活動と呼び、各店舗が主体的にアイデアを出し、様々な“さりげないおもてなし”を実践しています。

患者さまへのお声がけ
待ち時間の目安をお伝え、タクシーやお迎えのご家族へのご連絡、座席やお車での投薬
感染防止
手指消毒液や空気清浄機、加湿器の設置
バリアフリー
投薬カウンター杖掛け、バリアフリートイレ
待合室アメニティ
給茶機、マッサージチェア、血圧計、リーフレットや雑誌類の設置、眼鏡洗浄機、携帯電話充電器等
キッズスペース
キッズスペース、ぬり絵、ベビーベッド、おむつ交換スペース

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