株式会社メディカル一光


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第21期 事業報告書
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第21期 事業報告書 目次

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事業戦略

従来の「医療に特化したビジネスモデル」を基盤として、更に医療と生活を取り巻く市場ニーズに多角的に応える事業の構築を推進してまいります。

新たなる事業体制と戦略

  • 調剤薬局事業

    主力事業となる「調剤事業」では、新規出店による規模の拡大、効率経営の推進による収益力の強化を図り、競合に強い薬局づくりを推進してまいります。

  • 医薬品卸事業

    医薬品卸事業は、今後、市場拡大に期待が高まるジェネリック医薬品の取り扱い強化を目的に、全額出資子会社「株式会社メディシン一光」として分社化し、独立採算の意識を高め、経営の効率化を図ってまいります。

  • 介護事業

    超高齢社会の到来による介護ビジネス市場の成長性を見据え、全額出資子会社「株式会社ヘルスケア一光」を設立、新たに介護事業へ進出いたします。また、介護施設等のコンサルティングを行なう「株式会社グローバル総合研究所」の増資を引き受け、持分法適用関連会社といたしました。

  • 不動産事業

    「不動産事業」では、病院賃貸などをはじめとする賃貸ビジネスにより、安定的な収益の維持に努めてまいります。

医療に特化したビジネスモデル 3事業の相乗効果→医療と生活を取り巻く市場ニーズに応える 4つの事業シナジー

市場背景

ジェネリック医薬品

新薬(先発品)の特許期間経過後に、厚生労働省の承認を得て発売される医薬品を、ジェネリック医薬品といいます。新薬と同じ成分・同じ効き目ですが、開発にかかるコストと期間が大幅に削減できるため、その薬価(医療用医薬品の公定価格)は新薬に比べて低価格となります。厚生労働省では、医療費の抑制に向けジェネリック医薬品の使用促進策を打ち出しており、今回の診療報酬改定で処方箋様式に「後発医薬品への変更可」のチェック欄が新設されるなど、今後の市場拡大が見込まれています。

  • ジェネリック医薬品の市場シェア

    ジェネリック医薬品の市場シェア推移グラフ

    出所:医薬工業協議会

  • 各国のジェネリック医薬品の市場シェア

    各国のジェネリック医薬品の市場シェアグラフ

    (H16年度実績、イギリスのみH15年度実績)
    出所:Generic Pharmaceutical Association, European Generic Medicines Association

介護ビジネス市場

わが国の高齢化は、世界でも類をみない速さで進展しており、2004年に19.5%であった高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は、2025年には28.7%まで上昇することが見込まれています。高齢化の進展とともに、2000年にスタートした介護保険制度の認知度も高まり、介護市場は現在約7兆円規模にまで成長しています。介護保険制度改革による新たなサービスの創設、療養病床の再編に伴う介護施設の整備需要など、ビジネスチャンスは拡大しており、今後飛躍的に伸びる可能性がある市場と考えられます。

  • 将来推計人口と高齢化率の推移

    将来推計人口と高齢化率の推移グラフ

    出所:総務省統計局及び国立社会保障・人口問題研究所

  • 介護保険市場

    介護保険市場推移グラフ

    出所:厚生労働省



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