株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。ここに第25期（2009年3月1日～2010年2月28日）の営業概況等をご報告させていただきます。

当連結会計期間におけるわが国の経済は、世界的な金融・経済危機による消費環境の悪化から景気の低迷が続きましたが、年度後半にはアジア圏への輸出回復や経済対策等の効果により、一部で景気回復の兆しが見られるようになりました。

このような経営環境の中、当社はコア事業である調剤薬局事業を始め、全ての事業部門において業績が堅調であったことにより、売上高17,184百万円（前期比6.9%増）、経常利益893百万円（前期比32.9%増）、当期純利益457百万円（前期比38.9%増）と、7期連続で増収増益を達成することができました。

当社が展開する医療・介護分野は、さらなる需要が期待できる産業として注目されております。調剤薬局事業におきましては、安全性を最優先した店舗運営を継続するとともに、店舗網の拡大を図ってまいります。医薬品卸事業におきましては、ジェネリック医薬品の市場拡大に合わせた戦略的な販売活動を推進してまいります。ヘルスケア事業におきましては、高齢者の多様な居住ニーズに対応した有料老人ホームの展開を図ってまいります。

当社は、さらなる成長に向けて、業績向上と安定的な収益体制の構築に取り組んでまいります。株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2010年6月

（千円）