1.対応方針

「高齢者介護施設における感染対策マニュアル　改訂版」（厚生労働省）に基づき基本的な感染症対策を実施したうえで、従業員の感染リスクの観点から、公共交通機関による長距離移動を伴う出張や研修、施設（事業所）間の往来は最小限に止めます。

2.来訪者（面会者）への対応

1. 以下に該当する方は、面会制限を行ないます。
   1. 37.5度以上の発熱がある方
   2. せきやのどの痛みなど呼吸器症状がある方
   3. 過去２週間以内に
      • 中国への渡航歴がある方
      • 新型コロナウイルス患者、またはその疑いがある人との接触歴がある方
2. 面会時のマスク着用を徹底していただくことをお願いいたします。

3.利用者様への対応

1. 特定施設、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅（入居系施設）
   1. 他者への感染、蔓延防止
      発熱・咳などの症状がある方は、他者との接触を避けるため、居室対応とします。
   2. 利用者様の重度化予防
      発熱や体調変化がみられる場合には、協力医療機関へ連絡のうえ受診します。
   3. 従業員の対応
      手洗い・手指消毒・手袋の着用など、基本動作を徹底します。
2. 通所介護
   1. 他者への感染、蔓延防止
      感染症の疑いがある場合には、ご家族に連絡し、サービス提供の中止をお願いします。
      ご家族による対応が困難な場合には、ご家族の同意をいただいたうえでサービス内容を限定し、最小限の時間でのサービス提供に変更します。
   2. 利用者様の重度化予防
      受け入れ後に発熱や、体調変化があった場合は、緊急連絡先（ご家族）へ連絡し、医療機関への受診を促します。ご家族が迎えに来られるまでは別室で対応し、退出後はリネンの交換・換気を行います。
   3. 来所時の対応
      来所時、利用者様に手洗い、うがいをしていただきます。咳のある方には、マスクをしていただきます。
3. 訪問介護
   1. 他者への感染、蔓延防止
      感染症の疑いがある場合には、ご家族に連絡し、サービス提供の中止をお願いします。
      ご家族による対応が困難な場合には、ご家族の同意をいただいたうえでサービス内容を限定し、最小限の時間でのサービス提供に変更します。
   2. 従業員の対応
      マスク、使い捨て手袋、予防衣、手指用消毒液を携行します。
      感染症の疑いがある利用者様宅では、マスク、使い捨て手袋を2重に装着し、予防衣をお一人ずつ着替えます。

4.職員の対応

1. 出勤時、利用者宅訪問前、訪問後、帰社時に手指消毒を行います。
2. 本人および同居家族の海外渡航歴（２週間以内）を確認します。
3. 発熱や呼吸器症状がある場合は、出勤停止のうえ、医療機関の受診および結果報告を義務付けます。

5.消毒、殺菌、感染予防

1. 洗面所に、手洗い用ハンドソープとアルコール消毒液、ペーパータオル等を設置します。