株式会社メディカル一光


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第39期 中間事業報告書
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第39期 中間事業報告書 目次

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 西部沢井薬品株式会社との事業統合

当社連結子会社であります株式会社メディカル一光と西部沢井薬品株式会社およびその子会社であります株式会社沖縄アメルの医薬品・医薬部外品等の卸売事業を統合することに最終合意し、2023年9月1日を効力発生日とする事業譲渡契約および株式譲渡契約を締結いたしました。

1.統合の背景と目的

企業を取り巻く環境は、大きな転換点を迎えております。長年続いたデフレから一転して急激なインフレに直面すると同時に、円安の為替要因によるコストの上昇が物価を押し上げている状況にあります。医療用医薬品は公定価格が基本となっており、価格転化ができない中での物価高騰は大きな打撃を被ることになります。一方で医療や介護を取り巻く環境は、団塊の世代の方々が全て75歳以上となる2025年には、 75歳以上の人口が全人口の約18%となり、2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%となると推計されています。今後、国民にとって医療・介護は極めて重要となり、国民が安心できる持続可能なサービスの実現を目指さなければなりません。また社会保障においては給付と負担の在り方に加え、就業対策による担い手の拡大、施策なども見直しが必要と言われております。それらは企業自らが取り組むことでもあります。

西部沢井薬品株式会社と当社グループは、事業規模の拡大による効率化を図り、人材獲得は喫緊の課題と考え、事業統合を前提とした協議を重ね最終合意に至りました。

これにより当社グループは、1道2府20県の地域に拠点を拡大することになります。今後も「調剤薬局事業」「ヘルスケア事業」「医薬品卸事業」の3極体制の強みを活かし「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」ことを企業理念として、取り組んでまいります。

2.統合の形態

  1. 株式会社メディカル一光は、西部沢井薬品株式会社の事業を譲受けするとともに、西部沢井薬品株式会社の子会社である株式会社沖縄アメルの全株式を取得し、子会社化(当社の孫会社化)します。
  2. 株式会社メディカル一光は、西部沢井薬品株式会社の関連会社の位置付けにあります株式会社博愛中井調剤薬局の株式の一部を取得することにつき、基本合意をいたしました。今後は株式譲渡契約締結に向け協議を進めてまいります。

<西部沢井薬品株式会社の概要>

西部沢井薬品株式会社は、九州地区を中心に沢井製薬株式会社の代理店として、55年の歴史と約6,000軒の得意先を擁しております。

(1)名称
西部沢井薬品株式会社
(2)所在地
福岡県北九州市小倉南区石田南2丁目1-1
(3)事業内容
医薬品・医薬部外品等の卸売事業
(4)資本金
50百万円
(5)設立年月
1967年9月

<株式会社沖縄アメルの概要>

(1)名称
株式会社沖縄アメル
(2)所在地
沖縄県浦添市伊祖2丁目25番13号
(3)事業内容
医薬品・医薬部外品等の卸売事業
(4)資本金
10百万円
(5)設立年月
2003年9月

<株式会社博愛中井調剤薬局の概要>

(1)名称
株式会社博愛中井調剤薬局
(2)所在地
福岡県北九州市小倉南区守恒2丁目1番26号
(3)事業内容
調剤薬局事業
(4)資本金
5百万円
(5)設立年月
1978年6月

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