事業別

セグメント別売上高

当社が主力とする調剤薬局業界におきましては、穏やかながらも市場は拡大を続けておりますが、長期投薬の増加やジェネリック医薬品の使用促進、また医療保険の自己負担額の増加等により、薬局調剤医療費の伸び率は鈍化傾向にあります。今後も業界を取り巻く環境を一層厳しいものにすることが予想されています。

コア事業であります調剤薬局事業につきましては、新規出店を進めるとともに、M&Aを実施したことによりまして、当中間期において2店舗が増加いたしました。4月にフラワー薬局寿店（三重県桑名市）を開局し、7月には山梨県にある株式会社山梨薬剤センターの株式を取得いたしました。

医薬品卸事業につきましては、国策として使用促進が図られているジェネリック医薬品を、子会社である株式会社メディシン一光が、三重県、岐阜県を中心とした医療機関へ販売を強化したことにより、売上の増加を図ることができました。

介護事業につきましては、子会社である株式会社ヘルスケア一光が、3月に鳳光苑（介護付有料老人ホーム、島根県簸川郡）、6月に出雲鳳光苑（高齢者向け優良賃貸住宅、島根県出雲市）の運営を開始し、本格稼動いたしました。

不動産事業につきましては、医療施設及び商業施設の賃貸を中心とした収益が増加し、堅調に推移いたしました。

以上の結果、当中間期の連結業績は、売上高7,003百万円（前年同期比18.2%増加）、営業利益286百万円（前年同期比52.0%増加）経常利益234百万円（前年同期比55.8%増加）となりました。また、中間純利益は110百万円となりました。

（単位：千円）

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