1.当社の上場維持基準への適合状況の推移および計画期間

当社の2023年2月末時点および移行基準日時点におけるスタンダード市場の上場維持基準への適合状況は、以下のとおりとなっており、株主数につきましては基準を充たしましたが、流通株式比率につきましては充たしておりません。当社は、2025年2月末までに上場維持基準に適合するために、引き続き各種の取組を進めてまいります。

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東証が移行基準日時点で把握している当社の株券等の分布状況等（2021年2月末時点）をもとに算出を行ったものです。従いまして、2021年3月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、上表の移行基準日における流通株式数には反映されておりません。

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東証からの審査結果の通知をもとに記載しております。

2.上場維持基準の適合に向けた取組の実施状況および評価

（1）基本方針

当社は、選択したスタンダード市場において、投資家層を拡大し株式の流動性を高めることが持続的な成長と企業価値の向上に必要と考えており、上場維持基準の適合を図ってまいります。

（2）株主数の増加に向けた取組について

投資単位当たりの金額を引き下げ、より投資しやすい環境を整え当社株式の流動性向上を図ることを目的に、2021年3月1日付で1株を2株に分割する株式分割を行いました。IR活動につきましては、これまで以上に投資家の皆様に当社グループについて理解を深めていただけるよう自社ホームページのリニューアル、個人投資家向けのオンライン説明会への参加等、積極的にIR情報の発信に取り組みました。また。当社の従業員持株会に所属する持株会会員に株式引出の協力を依頼し、個人株主の増加を図りました。この結果、個人株主を中心に株主が増加し、株主数につきましては上場維持基準に適合いたしました。

（3）流通株式比率の向上に向けた取組について

中期経営計画における目標売上・利益を達成し持続的な成長と企業価値の向上を図ることが、株主数および流通株式数の増加につながるものと認識しており、引き続き収益向上に注力し企業価値向上に取り組んでまいります。また、非流通株式となる株式の保有比率縮小が課題であると認識しており、流通株式の増加を図るため自己株式の処分等も含めて検討してまいりました。上述の株式分割による流動性向上、IR活動の促進による効果を期待したものの、2023年2月末時点において、流通株式比率につきましては上場維持基準の適合には至っておりません。

3.今後の課題と取組

株主数につきましては、上場維持基準を充たしておりますが、今後も安定して上場維持基準に適合していくためIR活動の促進等を継続してまいります。流通株式比率につきましては、これまでの取組を継続するとともに、自己株式の処分および事業法人等に保有いただいている当社株式の縮小について、より具体的な取組施策の検討を行い、当社の株価動向を注視しつつ、その施策の実施をすすめ基準適合を図ってまいります。