第40期 中間事業報告書 目次
- 表紙
- 連結業績ハイライト
- 株主の皆様へ
- セグメントのご紹介
- トピックス
- 会社の概要・株式情報
株主の皆様へ
代表取締役社長 南野 利久
株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼を申しあげます。ここに第40期中間連結会計期間の営業概況等についてご報告させていただきます。
当中間連結会計期間における我が国の経済は、物価上昇が続き個人消費の持ち直しに足踏みがみられたものの、企業収益は総じて改善基調にあり、各社の設備投資意欲も旺盛で、緩やかに回復しているとみられております。
このような環境のもと、当社グループは足元の事業を取り巻く大きな環境変化に迅速に取り組むとともに、患者様、利用者様の安全確保にも引き続き注力し、事業活動の継続に努めてまいりました。
調剤薬局事業において、2024年6月に当社子会社である株式会社メディカル一光は、京都府南部で調剤薬局を展開する株式会社京寿薬品を連結子会社化(孫会社化)いたしました。ヘルスケア事業においては、同年7月に東京都で介護事業を展開する共創未来メディカルケア株式会社の介護事業を、当社子会社(孫会社)である株式会社メディカルケア一光が事業譲受けいたしました。また、医薬品卸事業において、同年7月に埼玉県、千葉県に営業基盤を有する株式会社佐藤薬品販売、および香川県、徳島県に営業基盤を有する株式会社若松薬品の全株式を取得することについて両社株主と基本合意を締結いたしました。このように当中間連結会計期間において、当社グループは積極的なM&Aにより「調剤薬局事業」「ヘルスケア事業」「医薬品卸事業」の主力3事業における事業規模拡大を進め、グループ全体を一層強固な体制へ構築すべく着実に布石を打ってまいりました。なお、グループ全体の拠点網は、当中間期末において、東京都を含む1都1道2府20県の地域に拡大しております。
この結果、当中間連結会計期間の当社グループの業績は、売上高22,665百万円(前年同期比29.9%増)、営業利益828百万円(同37.4%増)、経常利益853百万円(同22.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は709百万円(同59.7%増)となりました。
当社グループは、「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」という理念のもと、環境変化を的確に捉えた事業戦略を展開し、企業価値のさらなる向上に取り組んでまいります。株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。