株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼を申しあげます。ここに第38期第2四半期連結累計期間の営業概況等についてご報告させていただきます。

当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルスの感染状況に一時的な落ち着きがみられ、個人消費の緩やかな回復が期待される状況にありましたが、本年6月以降、急速な感染の再拡大に加え、資源高や円安等を背景とする物価上昇等により景気の下押しリスクが懸念される状況となりました。

このような環境のもと、当社グループは引き続き感染防止対策を徹底し、患者様、利用者様の安全確保に注力し事業活動の継続に努めてまいりました。

調剤薬局事業におきましては、地域連携薬局や専門医療機関連携薬局の拡大に注力し、また、薬局にご来店が困難な患者様に対応していく在宅市場への取り組みを着実に進め、地域の皆様に選ばれる薬局づくりを行っております。ヘルスケア事業におきましては、コロナ禍における利用控えが長期化する中、利用者様が安心して施設を利用できる体制を整えるべく、安定的に人材を確保し介護サービスの質の向上に取り組んでおります。

この結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高16,978百万円(前年同期比1.0％増)、営業利益465百万円(同27.8％減)、経常利益598百万円(同12.3％減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は374百万円(同15.7％減)となりました。

当社グループは、「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」という理念のもと、環境変化を的確に捉えた事業戦略を展開し、企業価値のさらなる向上に取り組んでまいります。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2022年11月