株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

第30期第1四半期連結累計期間の営業概況等についてご報告させていただきます。

調剤薬局業界におきましては、平成26年4月に調剤報酬改定、薬価改定が行われ、当社にとって厳しい事業環境となりました。一方で、当社がこれまで先行投資を行ってきましたヘルスケア事業におきましては、その成果が発現してまいりました。

このような状況の下、当第1四半期の業績は、同年同期比増収増益（売上高16.7％増、経常利益8.0％増）を確保いたしました。

主力とする調剤薬局事業では、新規出店効果の着実な取込みを図り、ヘルスケア事業では、平成26年3月に有限会社三重高齢者福祉会（三重県）、同年4月に株式会社ハピネライフケア（鳥取県）の全株式を取得し事業規模を拡大しました。医薬品卸事業では、ジェネリック医薬品の販売強化に取り組んでまいりました。

また、不動産事業では引き続き安定収益を維持し、投資事業では効率的な運用成績を収めております。

今後も環境変化を的確に捉えた事業戦略を展開し、企業価値の向上に取り組んでまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長　南野　利久