株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。ここに第26期第2四半期連結累計期間（2010年3月1日～2010年8月31日）の営業概況等をご報告させていただきます。

当第2四半期連結会計期間におけるわが国の経済は、企業収益の改善や緊急経済対策などの効果により景気回復の兆しが見られましたが、依然として続く厳しい雇用情勢に加え、海外経済の減速懸念や急激な円高進行など先行き不透明な状況が続きました。

当社はコア事業である調剤薬局事業を始め、ヘルスケア事業、医薬品卸事業、不動産事業の全事業部門において業績が堅調であったことにより、売上高8,920百万円（前年同期比4.6％増）、経常利益429百万円（前年同期比3.7％増）、四半期純利益245百万円（前年同期比21.7％増）と増収増益を達成することができました。

医療・介護を取り巻く環境は、急速な高齢社会の進展により大きな変革期を迎えております。こうした状況に政府は、医療・介護分野を新たな成長牽引産業に位置付けて、市場の拡大と雇用の創出に取り組むことを掲げております。当社は、この機会を千載一遇のチャンスと捉えて、コア事業である調剤薬局事業の規模拡大を進めるとともに、当社グループの成長エンジンである有料老人ホーム施設事業を積極的に展開し、さらなる業容の拡大に努めてまいります。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2010年11月