【グローブニューズワイヤ】サウジアラビアのキング・ファイサル・スペシャリスト病院・研究センター（ＫＦＳＨＲＣ）は２３日、がん治療用のＣＡＲ・Ｔ細胞を院内で製造することに成功したことを発表した。これにより、治療費は１回当たり１３０万リアルから約２５万リアルに削減され、（治療薬は）１４日以内に患者に提供される。治療薬の院内生産以前は、サウジ国外での製造が行われていたため、製造に２１～２８日間かかった。このため、プロセスは、凍結保存、外部の製造センターへの出荷、その後の病院への再出荷など、多くの物流上の課題とサプライチェーン（供給網）の混乱にさらされ、治療へのアクセスが遅れる可能性があった。今回の発表は、２３日に開催された先進治療フォーラムの開会中に行われた。〈ＧＮＷ〉

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