経営方針・戦略
経営の基本方針
当社グループは、「良質の医療・介護サービスをより多くの人に提供する」ことを基本方針としております。医療・介護に特化したビジネスモデルを展開する中で、調剤薬局事業、ヘルスケア事業、医薬品卸事業、不動産事業、投資事業の5つの事業を行っています。
調剤薬局事業をコア事業と位置づけて規模の拡大を図るとともに、関連事業として、ジェネリック医薬品販売を目的とした医薬品卸事業、有料老人ホームの運営を中心としたヘルスケア事業、安定収入を確保した不動産事業を進め、医療・介護のトータルサポートを目指して事業を展開いたします。
当社グループの主力とする調剤薬局事業におきましては、医療費適正化を目的とした制度改革が推進されており、今後の動向によっては業界を取り巻く環境が大きく変化することが予想されます。こうした環境の下、調剤薬局には安心感、満足感といった付加価値が求められています。
当社グループでは、「安全性の確保」「プライバシーの保護」を基本コンセプトに、「ホスピタリティの精神」で多様な価値観を持つ患者さま一人ひとりがご満足いただける薬局づくりを進めています。
中長期的な経営戦略
当社グループは、厚生労働省が推進する医薬分業の受け皿となる調剤薬局事業をコア事業として業容を拡大してまいりましたが、医薬分業率の伸びが緩やかとなり市場は成熟化しています。業界は今後、合従連衡により業界再編が進むものと予想されます。当社グループは積極的に良質のM&Aに取り組み、更なるスケールの拡大を目指します。
当社グループは、コア事業である調剤薬局事業の収益体制強化を図るとともに、ヘルスケア事業での有料老人ホームの経営を新たな成長エンジンと位置づけてスピード展開し、医薬品卸事業、不動産事業と併せて持続的かつ安定的な成長に取り組みます。
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