2024年2月期通期の業績レビュー
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売上高
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営業利益・営業利益率
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経常利益・経常利益率
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親会社株主に帰属する当期純利益・親会社株主に帰属する当期純利益率
(単位:百万円・%)
第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
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売上高 | 8,721 | 17,450 | ||
営業利益 | 294 | 603 | ||
営業利益率 | (3.3%) | (3.4%) | ||
経常利益 | 338 | 696 | ||
経常利益率 | (3.8%) | (3.9%) | ||
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
211 | 444 | ||
親会社株主に帰属する 当期純利益率 |
(2.4%) | (2.5%) |
当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、売上高17,450百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益603百万円(前年同期比29.5%増)、経常利益696百万円(前年同期比16.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は444百万円(前年同期比18.7%増)となりました。
調剤薬局事業におきましては、1店舗当たりの売上増の強化を図るべく、患者さまが来店し易い店舗体制の整備に注力していきながら、地域連携薬局の拡大にも努めてまいりました。薬局へのご来店が困難な患者さまのニーズに対しても、子会社(株式会社ヘルシー薬局)を主体に、取り組みを拡大しております。こうした活動を通して患者さま一人ひとりの満足度を高め、地域の皆さまに選ばれる薬局づくりを行っております。
当第2四半期連結累計期間は、既存店舗の処方箋応需枚数が前年同期比増加しました。薬剤料単価は薬価改定の影響もあり前年同期比低下しましたが、調剤薬局事業全体の売上高は、前年同期比増収となりました。
この結果、売上高11,861百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益779百万円(前年同期比5.9%増)となりました。なお、当第2四半期末における当社グループの調剤薬局は合計94店舗となっております。
ヘルスケア事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴い、施設における行動制限を一部緩和しておりますが、基本的な感染対策は当面継続し、介護サービス利用者さまが安心して施設を利用できる体制を維持するとともに、介護人材の安定的な確保を優先し、介護サービスの質の向上に取り組んでまいりました。
こうしたなか、居住系介護サービスおよび在宅系介護サービスともに、需要は緩やかながらも回復基調にあります。施設運営に不可欠な光熱費の高止まりや物価高への対応等、引続き課題は残るものの、今後も、快適に過ごせる介護サービスの実現により入居率と稼働率の向上に努めております。
この結果、売上高3,899百万円(前年同期比0.1%減)、営業利益110百万円(前年同期比219.3%増)となりました。なお、当第2四半期末における当社グループの居住系介護サービスは、合計42施設(居室数1,417室)、在宅系介護サービスにおいては、通所介護事業所22ヶ所、居宅介護支援事業所18ヶ所、小規模多機能ホーム10施設、福祉用具レンタル・販売5拠点、訪問介護事業所9ヶ所、訪問看護事業所3ヶ所、ショートステイ1施設と、幅広く介護サービスを提供しております。
医薬品卸事業におきましては、2023年4月以降、原価率の急激な上昇に直面し、収益環境は一変しております。従前の営業活動の延長では、これまでと同水準の利益率を確保することが困難な状況にあります。こうしたなか、当第2四半期連結累計期間において豊橋営業所や滋賀営業所を愛知営業所、三重営業所にそれぞれ集約し、営業活動の強化と効率化を図ってまいりました。
この結果、売上高1,598百万円(前年同期比14.0%増)、営業利益33百万円(前年同期比72.6%増)となりました。(内部売上を含む売上高は2,068百万円となり、前年同期比で9.0%増加しました。)
不動産事業におきましては、賃貸不動産からの収入によって、売上高91百万円(前年同期比3.4%減)、営業利益66百万円(前年同期比9.2%増)となりました。
また、投資事業におきましては、投資有価証券売却益80百万円を計上しております。なお、セグメント間の内部売上高として472百万円を消去するとともに、全社における共通経費として387百万円を計上しております。
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