最新業績ハイライト
2022年2月期の業績レビュー
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売上高
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営業利益・営業利益率
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経常利益・経常利益率
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親会社株主に帰属する当期純利益・親会社株主に帰属する当期純利益率
(単位:百万円・%)
第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | |
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売上高 | 8,505 | 16,812 | 25,211 | 33,595 |
営業利益 | 304 | 648 | 1,008 | 1,275 |
営業利益率 | (3.6%) | (3.9%) | (4.0%) | (3.8%) |
経常利益 | 317 | 685 | 1,080 | 1,357 |
経常利益率 | (3.7%) | (4.1%) | (4.3%) | (4.0%) |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
226 | 445 | 670 | 852 |
親会社株主に帰属する 当期純利益率 |
(2.7%) | (2.6%) | (2.7%) | (2.5%) |
当連結会計年度の当社グループの業績は、売上高33,595百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益1,275百万円(前年同期比24.1%増)、経常利益1,357百万円(前年同期比13.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は852百万円(前年同期比2.1%増)となりました。
調剤薬局事業におきましては、2021年9月末に緊急事態宣言が解除され、医療機関への受診抑制緩和が進み、既存店の応需処方箋枚数は回復に向かいました。当連結会計年度第4四半期よりオミクロン株の影響から、応需処方箋枚数回復の足取りに鈍さが見られたものの、当連結会計年度を通しては前年度を上回る結果となりました。薬剤料単価は薬価改定の影響から下落しておりますが、調剤薬局事業全体の売上高は処方箋枚数の増加を背景に堅調に推移しました。
この結果、売上高22,731百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益1,549百万円(前年同期比18.6%増)となりました。なお、当連結会計年度末における当社グループの調剤薬局は合計93店舗となっております。
ヘルスケア事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の第6波にみられる感染再拡大を受け、各施設における感染対策を従来以上に徹底し介護サービスの提供に努めてまいりました。入居系施設におきましては、2020年11月に有料老人ホームを運営する株式会社ライフケアのグループ化が通年で寄与し、入居者数の増加に繋がっております。通所介護事業におきましては第2四半期以降、利用控えに改善の兆しがみられましたが、コロナ感染再拡大を受け、足元の稼働率は伸び悩んでいる状況です。今後もウィズコロナ環境下における利用者さまの変化していくニーズに対応し、安心で快適に過ごせる介護サービスの実現により入居率と稼働率の向上に努めてまいります。
この結果、売上高7,813百万円(前年同期比17.0%増)、営業利益218百万円(前年同期比32.4%増)となりました。なお、当連結会計年度末における当社グループの居住系介護サービスは、合計42施設(居室数1,417室)、在宅系介護サービスにおいては、通所介護事業所22ヶ所、居宅介護支援事業所18ヶ所、小規模多機能ホーム10施設、福祉用具レンタル・販売7拠点、訪問介護事業所7ヶ所、訪問看護事業所3ヶ所、ショートステイ1施設と、幅広く介護サービスを提供しております。
医薬品卸事業におきましては、コロナ禍における営業活動の制約や外来診療の抑制等による需要減少は底を打ち、感染再拡大による波はあるものの、緩やかに回復基調にあります。また、経費抑制と効率化を進め収益性も改善がみられる状況にあります。
この結果、売上高2,819百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益113百万円(前年同期比37.5%増)となりました。(内部売上を含む売上高は3,891百万円となり、前年同期比で4.6%増加しました。)
不動産事業におきましては、賃貸不動産からの収入によって、売上高231百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益129百万円(前年同期比8.9%増)となりました。
また、投資事業におきましては、投資有価証券売却益115百万円を計上しております。
なお、セグメント間の内部売上高として1,074百万円を消去するとともに、全社における共通経費として735百万円を計上しております。
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