高血圧患者の現状とリスク
現在、日本の高血圧患者数は約4,300万人と言われており、日本人の約3人に1人ということになります。高血圧患者の85~90%は本態性高血圧であり、遺伝的要因と環境的要因(食生活や運動不足、ストレスなど)の両方が関与しています。日ごろから生活習慣に注意することで、高血圧は予防できるのです。
血圧が上がる原因の一つとして、食塩に含まれるナトリウムが挙げられます。ナトリウムは血管内に水分を引き寄せ血圧を上げる役割をしています。塩分の摂り過ぎが高血圧に繋がるとよく言われるのは、そのためです。
高血圧が続くことにより動脈硬化が起こり、脳卒中、心筋梗塞、腎障害などを発症するリスクが高くなります。健康寿命を延ばすためにも、高血圧をしっかりと予防しましょう。