喘息とその治療について -2016年1月30日掲載-

喘息とその治療について簡単にご説明します。

どんな症状? 原因は?

喘息とその治療について

以前はゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)がするから喘息だと思われていましたが、喘息の症状はそれだけではありません。咳だけが出ることもありますし、胸やのどに感じる違和感・痛みとして現れることもあります。

のどから肺へ続く空気の通り道である気道が、慢性的な炎症が原因で狭くなり、空気の流れが制限されて起こる症状すべてが喘息の症状なのです。

喘息を発症させる要因としては、アレルゲンの増加・化学物質・大気汚染・過労やストレスの増加などが考えられています。

喘息の人の気道は、症状がない時でも常に狭く空気が通りにくくなっています。また、とても敏感になっているため、ホコリ・タバコの煙・冷気・ストレスなどのさまざまな刺激に対して過敏に反応し、さらに狭くなることで発作を起こしてしまいます。

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慢性咳嗽(がいそう)について -2013年10月17日掲載-

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喘息発作を防ぐ~日常生活 -2006年9月1日掲載-

喘息とは

喘息は気道が狭くなって呼吸が苦しくなる「喘息発作」を繰り返す病気です。

発作が起きると、呼吸に伴って「ゼーゼー、ヒューヒュー」と音がします。

これは喘息の典型的な症状で「喘鳴」と呼ばれます。発作が、ひどくなると、呼吸困難になり、命にかかわることもあります。

発作が治まると呼吸は楽になりますが、発作が治まっているときでも、気道には慢性的な炎症が起こっています。常に炎症が起こっているため、気道が過敏になり、わずかな刺激が加わっただけでも、発作が起こるのです。
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