痔の養生法 -2017年3月31日掲載-

はじめに

成人の3人に1人が痔の経験者であり、とても身近な病気ですが、「恥ずかしい」という気持ちがあるためか、誤った自己治療をして悪化させてしまう方も少なくありません。軽度の症状であれば、生活習慣の改善と薬の使用で改善できますが、外科的処置を要するものもあります。

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ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)について -2013年11月29日掲載-

ピロリ菌は国民の約1/3が感染していると言われています。感染によって胃潰瘍、十二指腸潰瘍、そして胃がんのリスクが高まることはここ最近、テレビや雑誌などでも取り上げられ認知度はぐんと上がってきています。ピロリ菌を除菌することで胃がんなどのリスクが減ることから厚生労働省が2013年2月から保険適用を認めました。 続きを読む »

熱中症 -2013年8月31日掲載-

熱中症とは

高温環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称です。 続きを読む »

子供の夏かぜ -2013年6月29日掲載-

夏かぜは高温、高湿を好むウイルスによって起こる感染症です。

症状

典型的な症状は以下になります。

  • のどの痛み
  • 発熱
  • 発疹
  • 下痢
  • 腹痛

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潰瘍性大腸炎について -2013年2月28日掲載-

潰瘍性大腸炎とは

大腸の粘膜に炎症が起きて、腹痛や下痢・血便が起こる病気ですが、炎症の起きる原因がよく分かっておらず、厚生労働省によって特定疾患に指定されています。 続きを読む »

おなかの病気(嘔吐下痢症) -2012年10月31日掲載-

嘔吐下痢症(冬期下痢症)とは

寒くなってから春先までの間に発生する、ロタウイルスやSRSV等小型球形ウイルスの感染が原因でかかる病気です。

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おなかの弱い人へ -2010年8月31日掲載-

過敏性腸症候群(IBS)とは

過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に原因となる異常が見つからないのに、便通異常と腹部症状が続く病気です。

英語では、Irritable Bowel Syndrome(略して「IBS」)といい、現代のストレス社会では急増している病気のひとつです。IBSの症状に悩んでいる人は、男性よりも女性に多く、全人口の10~15%(10人に1~1.5人)といわれています。しかし、実際に医師の診察を受ける人は半分以下であり、多くの人が一時的な下痢、便秘と思いこんで自己流の治療を行っているようです。
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たかが下痢、されど下痢 -2008年2月1日掲載-

下痢とは水分の多い糞便の排泄を頻繁に繰り返す状態をいいます。症状が2~3日でおさまるものを急性下痢症、3週間以上続くものを慢性下痢症といいます。下痢には次のような原因が考えられます。

  • 細菌や毒素によって腸からの分泌物が増加する
  • 腸粘膜の炎症・潰瘍で水分や栄養が腸で吸収できなくなる
  • 副交感神経の興奮や腸内容物による刺激が消化管の運動を早めて腸の吸収が低下する

などです。
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