新しく登場したインフルエンザワクチンについて -2024年12月27日掲載-

インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザを予防することや、発症後の重症化や死亡を防ぐことに関しては、一定の効果があるとされています。インフルエンザワクチンは毎年流行する型を予想して作られるので、その年によって効果は変動します。そのため、毎年接種する必要があります。
今回はインフルエンザの予防と、新しく発売されたワクチンについてお話します。
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大人も注意!RSウイルス感染症とは? -2024年6月28日掲載-

最近、TVCMにもなっている「RSウイルス感染症」ですが、どのような病気かご存知でしょうか?
RSウイルス感染症は日本の感染症法において第5類感染症に定められ、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など、皆さんがよくご存知の感染症と同じ位置づけとなります。 続きを読む »

近年流行しているサル痘について -2022年10月31日掲載-

これまで、主にアフリカ大陸で発生が報告されていた「サル痘」ですが、近年、WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に当たると宣言し、欧米を中心に水面下で感染が広がっています。ここではサル痘とは何か、どんな特徴なのか、治療薬はあるのか、などを説明していきます。
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予防接種について -2017年1月31日掲載-

予防接種とは?

子ども、特に小学校入学前のお子さんは、病気に対する抵抗力が未発達なため、さまざまな感染症にかかります。感染していくことで免疫をつけながら成長していくのですが、風邪のように軽い病気だけではありません。

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ワクチンについて -2010年5月31日掲載-

細菌やウィルスが体に侵入し、私たちの体が持つ抵抗力(免疫力)が病原体に負けると、感染症が発症します。逆に、免疫力の方が病原体の増殖を上回る場合は、感染症にはかかりません。

私たちは、麻疹(はしか)をはじめとする感染症に対する免疫を生まれつき持っていません。そこで、特定の感染症に対する免疫力をあらかじめ獲得するため、予防接種を受けます。ワクチンとは予防接種で用いる薬液(注射、内服薬等)のことです。
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