関節リウマチとその治療薬について -2012年5月17日掲載-

関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起こり、腫れや痛みが生じる病気です。適切な治療を受けずに炎症が長引くと、骨が破壊され、関節が変形してしまいます。
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お薬手帳を活用しよう! -2012年4月28日掲載-

皆様は「お薬手帳」をお持ちでしょうか?
また、「お薬手帳」の本来の活用方法を知っていますでしょうか?
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脂質異常症といわれたら -2012年4月19日掲載-

脂質異常症という言葉をきいたことはありますか?高脂血症といえばわかるかと思います。

コレステロールにはLDLコレステロール(LDL-C)いわゆる悪玉コレステロールといわれ、肝臓から身体の組織などにコレステロールを運ぶものと、HDLコレステロール(HDL-C)いわゆる善玉コレステロールといわれ、余分なコレステロールを除去してくれるものがあります。
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肺炎と肺炎球菌ワクチン -2012年3月30日掲載-

肺炎とは

肺炎とは、何らかの病原菌が肺に入り、肺胞(肺にある小さな空気の袋)とその周辺に急性の炎症を起こす感染症です。

肺炎の原因には多くの種類があります。肺炎球菌のような細菌性肺炎、ウイルス性肺炎のほか、マイコプラズマ菌、真菌といった微生物による感染症のようなもの、間質性肺炎のように非感染症のものも含めて、広く肺の炎症性疾患を肺炎と呼んでいます。
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花粉症のお薬 -2012年3月15日掲載-

花粉症は、花粉が目や鼻などの粘膜につきアレルギーが起こり体内のヒスタミンやロイコトリエンなどが放出され、くしゃみ、鼻水や鼻づまりなどの症状が現れる症候群です。風邪との違いは目の痒みと、粘性のない鼻水が出ることです。
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花粉症を乗り切るために -2012年2月29日掲載-

春といえば花粉症。そんなふうに連想される方は多いはずです。「つらい季節がやって来る。」と思っている方、「今まで大丈夫だったのに、突然花粉症になって、花粉症ってどうしたらいいの?」という方もいるはずです。自分の花粉症を理解して、このつらい花粉の季節を乗り切りましょう。
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認知症を疑ったら… -2012年2月16日掲載-

年を重ねると、誰でも物忘れが増えるものですが、日常生活に支障を来たすような物忘れには要注意です。
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ダイエットの心得 -2012年1月31日掲載-

美容のため、健康のために、ダイエットに励んでいらっしゃる方は本当に多いです。
今日は皆さんがご自分にぴったりのダイエットを見つけられるよう、お手伝いさせていただきたいと思います。
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抗菌薬の正しい飲み方 -2012年1月19日掲載-

抗菌薬の1日の服用回数が1回だったり、3回だったりすることを疑問に感じた事はありますか?

ほとんどの抗菌薬は、服用すると小腸で吸収され血液中に入り、病気の原因となる細菌を殺したり、増殖を抑えたりします。菌と接触する濃度が高いほど効果が高いものと、接触している時間が長いほどよく効くものがあります。
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骨粗しょう症 -2011年12月30日掲載-

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは、骨の量が減って骨がもろくなり、折れやすくなる病気です。

背骨は内部がスポンジ状になっており、通常はきめこまかな状態を保っていますが、骨粗しょう症になると、スカスカになっていしまい、腰が曲がったり、背中や腰の痛みを訴えるようになります。
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細菌性髄膜炎予防ワクチン -2011年12月15日掲載-

細菌性髄膜炎は、主に5歳未満の乳幼児がかかる病気で、命に関わります。日本では毎年約1,000人の子供が発症し、特に0歳が約50%を占めます。

主な原因は、肺炎球菌とHib(インフルエンザ菌b型)という多くの子供の鼻や喉にいるごく身近な菌で、肺炎や敗血症、中耳炎などを引き起こします。
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逆流性食道炎について -2011年11月30日掲載-

逆流性食道炎とは

逆流性食道炎とは、食道内に胃酸や酸性の胃の内容物が逆流して、食道下部に炎症を生じる疾患です。油っぽいものをよく食べる方、太っている方、高齢で腰が曲がっている方に多い病気です。内視鏡検査ではびらん(ただれ)や潰瘍など、食道の炎症の様子が肉眼的に観察できます。
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ロコモ予防で健康長寿 -2011年11月17日掲載-

「ロコモティブシンドローム(ロコモ)=運動器症候群」という言葉をご存知ですか?骨・関節・筋肉など運動器の障害により要介護となるリスクが高い状態のことで、原因となりやすい疾患として、骨粗鬆症、変形性関節炎、脊柱管狭窄症などの高齢者の運動器疾患があげられます。
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流行性角結膜炎 -2011年10月31日掲載-

流行性角結膜炎とは?

流行性角結膜炎(EKC:epidemic keratoconjunctivitis)とは、いわゆる「はやり目」のことで、アデノウイルスに感染することによって起こる結膜炎です。

アデノウイルスには、1型から51型まで51の血清型があり、血清型により気道炎や胃腸炎、結膜炎、膀胱炎、発疹などを起こすことがあります。また、アデノウイルスは、「かぜ症候群」を起こす主要病原ウイルスの一つと考えられています。
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ニキビの予防と治療 -2011年10月20日掲載-

ニキビの主な原因は、思春期に男性ホルモンの分泌が活発になり、その影響を受けて皮脂の分泌が盛んになるためです。毛穴が詰まり大きくなると、白ニキビ、黒ニキビができます。さらに、進行して炎症が起きると、赤ニキビができます。一般的に、成人すると自然によくなると言われていますが、ニキビの原因はほかにもいくつもあり、複数の原因が複雑に関連しあって成人以降にもできる場合がありますし、重症化することもあります。
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肌荒れ -2011年9月30日掲載-

皮膚(肌)のかさつき、赤み、吹き出物、粉ふき、厚く硬くなるなどの皮膚の異常のことを肌荒れといいます。肌荒れには顔の皮膚のこと以外に手足や唇の荒れも含まれます。
皮膚が乾燥すると、皮膚に紫外線やホコリなどの刺激物が侵入しやすくなり、肌荒れを悪化させます。
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閉経に伴う更年期の病気 -2011年9月15日掲載-

閉経に伴う更年期の症状というと、ホットフラッシュ症状(ほてり・のぼせ)や気分の変動や不安、不眠、集中力低下、頭痛、疲労、めまい、しびれ、動悸など精神神経系や自律神経系の自覚症状がはっきりしているものが強調されがちですが、閉経によって女性ホルモンが減少すると、そのほかの病気にもかかりやすくなります。
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分子標的薬 -2011年8月31日掲載-

分子標的薬という言葉はご存知でしょうか。

化学療法薬

がんの薬物治療というと、これまでは化学療法薬と呼ばれる薬が中心でした。

化学療法薬は細胞を殺す作用によって効果を発揮する薬ですが、がん細胞だけを攻撃するのではなく正常な細胞も攻撃してしまう欠点を持っています。
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痛い痔の話 -2011年8月18日掲載-

皆さんは、痔で困った、恥ずかしくて言えないといった経験はございませんか?実は、痔になる方はとても多く、大人の3人に1人は痔だと言われていて、肛門疾患の中ではとてもメジャーなものです。
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熱性けいれんの予防法について -2011年7月31日掲載-

~お母様ならびに保護者の皆さまへ~

熱性けいれんの予防法

乳幼児期(生後6ヶ月から4~5歳まで)には、発熱時にけいれん(熱性けいれん)をおこすことがたびたびあります。熱性けいれんが起こりやすいお子さまには、発熱時に抗けいれん薬(ジアゼパム坐剤)を使用すると、熱性けいれんを事前に予防できます。今回はジアゼパム坐剤の使い方を詳しくご説明します。
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