喘息とその治療について -2016年1月30日掲載-

喘息とその治療について簡単にご説明します。

どんな症状? 原因は?

喘息とその治療について

以前はゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)がするから喘息だと思われていましたが、喘息の症状はそれだけではありません。咳だけが出ることもありますし、胸やのどに感じる違和感・痛みとして現れることもあります。

のどから肺へ続く空気の通り道である気道が、慢性的な炎症が原因で狭くなり、空気の流れが制限されて起こる症状すべてが喘息の症状なのです。

喘息を発症させる要因としては、アレルゲンの増加・化学物質・大気汚染・過労やストレスの増加などが考えられています。

喘息の人の気道は、症状がない時でも常に狭く空気が通りにくくなっています。また、とても敏感になっているため、ホコリ・タバコの煙・冷気・ストレスなどのさまざまな刺激に対して過敏に反応し、さらに狭くなることで発作を起こしてしまいます。

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更年期障害とのつきあい方 -2015年12月28日掲載-

更年期障害とは

一般的に更年期とは、平均的な女性の閉経年齢である50歳の前後10年の45~55歳くらいのことで、その期間に起こる様々な体の不調を更年期障害と言います。

更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することによりホルモンのバランスや自律神経が乱れることが主な原因となって引き起こされますが、その人の周りの社会的な環境(子育てや仕事などの状況)が重なって、さらに症状が悪化することも少なくはありません。

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味覚障害とは? -2015年11月30日掲載-

「味覚障害」という言葉をご存じでしょうか?
味覚になんらかの異常が現れる病気で、以下のような症状がみられます。

味覚減退
味が薄くなった、味を感じにくい
味覚消失・無味症
全く味がしない
解離性味覚障害
ある特定の味だけわからない
異味症・錯味症
本来の味と違った味がする
悪味症
何を食べても嫌な味になる
味覚過敏
味が濃く感じる
自発性異常味覚
口の中に何もないのに苦味や渋みを感じる
片側性味覚障害
一側のみの味覚障害

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糖尿病の三大合併症について -2015年10月31日掲載-

糖尿病が進行すると、血糖値が常に高い状態が持続し血管障害が起きます。特に毛細血管など細い血管が集まる部位に障害を引き起こします(細小血管障害)。中でも目・腎臓・神経は毛細血管が多く、そこに糖が集積して起こるのが網膜症・腎症・神経障害で、この三者を糖尿病性三大合併症といいます。

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ジェネリック医薬品について -2015年9月30日掲載-

毎月の医療費にお悩みの方はいらっしゃいませんか?

日本は今、医療費の増加に悩まされています。そこで、新薬と同等の効き目で低価格であるジェネリック医薬品が、国の医療費や患者さまの負担を減らすことができると注目されています。ジェネリック医薬品についてはテレビコマーシャルでも流れていますし、薬局や病院でよく耳にするので、名前はご存知の方も多いかと思います。

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お子さんへのお薬の飲ませ方 -2015年8月31日掲載-

みなさんは、お子さんにお薬を飲ませる時に困ったことはありませんか?

当薬局は小児科の近くにあり、毎日お話ししていると、お薬が上手に飲ませられず困っているお母さんがたくさんいらっしゃいます。
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夏バテ対策 -2015年7月31日掲載-

皆さんは土用の丑の日にうなぎを食べますか。
土用とは五行に由来する暦の雑節です。1年のうち不連続な4つの期間で立春、立夏、立秋、立冬の直前約18日間ずつですが、一般的には夏の土用のことを言います。体が湿気や気温の変化についていけず、自律神経の調節機能が鈍くなり「食欲がない、眠い、だるい」など体の不調が現れてくる頃です。暑さのせいで食事が偏ってしまいがちなので、今回は夏バテにおける食事対策をご紹介いたします。

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前立腺肥大、この悩ましい病気!! -2015年6月30日掲載-

50歳を過ぎた多くの男性がひそかに悩んでいること・・・

  • 最近おしっこの勢いがなくなった
  • 排尿に時間がかかる
  • すぐにトイレに行きたくなる

この症状は前立腺肥大によって引きおこされます。女性にはないこの前立腺という器官は、男性の膀胱のすぐ下にあって、尿道をとりかこんでいます。加齢とともにこの前立腺が大きくなって尿道を圧迫するので、尿の出が悪くなるのです。即、命にかかわることではないけれど、日常生活のQOLを下げる悩ましい症状ですね。

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夏に向けてペットボトル症候群に注意 -2015年5月29日掲載-

はじめに

近年、温暖化に伴って気温の上昇が著しく、熱中症が増加しています。ニュースでも熱中症が原因での救急搬送や死亡例が報告されており、注意が呼び掛けられています。 続きを読む »

胃潰瘍?逆流性食道炎?・・・いや「機能性ディスペプシア」かも! -2015年4月30日掲載-

「機能性ディスペプシア」という疾患をご存じでしょうか? 名前だけ聞くとすごく難しそうな疾患に思える方もおられるかと思います。しかし、実は私たち日本人にとってとても身近な疾患なのです。

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インフルエンザとノロウイルスは手洗いで予防できる!! -2015年3月31日掲載-

冬になると、インフルエンザやノロウイルスが流行しますが、それらのウイルス感染は正しい手洗いで予防することができます。

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息切れを感じたら~そこに潜む重大な病~ -2015年1月30日掲載-

坂道や階段を上がった時に息切れがして苦しいと感じたことはないでしょうか?調子が悪い時に無理をする方はいないように、年のせいで仕方のないことと片付け、身体活動レベルを落としていませんか?そこには、進行してしまってからでは遅く、早期発見・早期治療が重要な「COPD」や「心不全」という危険な病が隠れている可能性があります。思い当たる症状があれば、出来るだけ早いうちに循環器内科あるいは呼吸器内科の医師にご相談ください。

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インフルエンザに関するQ&A -2014年12月30日掲載-

今年もインフルエンザが流行する季節になりました。
薬局でも、インフルエンザの症状で医療機関を受診された患者さまの数が増えてきています。風邪との違いや予防方法などを改めて確認し、早めの対策をとりましょう。

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お薬の名前について -2014年11月28日掲載-

最近、薬局で見かける患者さまとの会話

患者さま
「先生からはいつもと同じお薬を出しておくと聞いたのに見かけない名前のお薬が書いてあるのだけれど、間違ってない?」
薬剤師
「お薬の名前が変更になっていますが同じお薬です。」
薬剤師
「一般名で処方されています。先発品か後発品かを患者さまにお選びいただけますが、どちらがよろしいでしょうか?」

等々。

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かぜについて -2014年10月31日掲載-

かぜとはどんな病気か

肺に出入りする空気の通り道を気道といいますが、鼻や口から声帯までを上気道、その奥の気管支を下気道といいます。かぜは上気道の炎症性の病気なので上気道炎ともいわれます。 続きを読む »

いざという時に・・・応急手当について -2014年10月1日掲載-

突然のけが人や急病人が出た時、どうしたらよいでしょうか。

「どうしよう!」「すぐ救急車!」と多くの人が思うのではないでしょうか。 続きを読む »

高血圧の新基準について -2014年8月29日掲載-

高血圧治療のガイドラインが変更になったことをご存知ですか?

大きな変更点は、診察室での血圧の値と家庭での血圧の値では家庭での血圧の値を優先するようになった点、降圧の目標値が年齢・合併症などにより細かく分類され、値も変更となった点などです。
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アナフィラキシーのお話 -2014年7月31日掲載-

食事中や食後に、口の周りにぶつぶつができたり、口内の違和感を覚えたり、蕁麻疹がでた、といった経験はありませんか?

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薬剤師による在宅訪問について -2014年6月30日掲載-

在宅訪問サービスとは

薬剤師の在宅訪問サービスというと、あまりイメージが湧かない人も多いのではないでしょうか。お薬を持ってきてくれるだけ、というイメージを持っている人も中にはおられると思います。現在、薬局薬剤師の取り組みの一つとして、在宅業務の推進が挙げられています。ご自身の住まいで療養されている患者さまのお薬の管理を薬剤師がサポートする業務のことで、お一人での自立した通院が困難な方を対象にした在宅訪問サービスです。

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糖尿病治療-最近の話題 -2014年5月31日掲載-

糖尿病という病気を知っていますか?
詳しい内容は知らずとも、どこかで一度はこの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

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