なかなか血圧の下がらない患者様から「薬の種類が増えたけど何故?」という質問をよく受けます。このような場合の多くは『作用の仕方の違う薬』が追加になっています。血圧を下げる薬には様々なタイプがあり、医師はその中から相性のよい薬を選んでいます。今回は代表的な高血圧の薬をタイプ別に紹介します。
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血圧下げ隊!! -2005年8月1日掲載-
難聴について -2005年8月1日掲載-
難聴とは?
難聴とは耳が聞こえにくくなることですが、聴力検査においては、ある一定以上の音がきこえない、あるいは聞こえにくい状態をいいます。音は耳を通して脳で認識されますが、その経路においていずれかの箇所に障害が起きても難聴になってしまいます。音を伝える部分に障害がある場合を「伝音難聴」といい、音を感じる部分に障害がある場合を「感音難聴」といいます。
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気になる子供の発熱 -2005年7月1日掲載-
お子様が熱を出されると戸惑う方が多いと思いますが、落ち着いて様子を観察し、次のような対応をしてあげて下さい。
熱が上がりかけの時は寒気がして震えたりします。この時は温かくしてあげて下さい。逆に熱が上がりきると汗が出て暑がります。濡れた下着などは取替え、寒がらない程度に薄着にしてあげて下さい。また、発熱時には脱水症状になりやすいので、小まめな水分摂取も大切です。高熱が出ると脳に障害が出るのではないかと心配になりますが、40度近い高熱でも障害が起こることはないと言われています。
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熱中症について -2005年7月1日掲載-
憂鬱な梅雨の季節も過ぎ、いよいよ夏本番。楽しいイベントを控えている方も多いのではないでしょうか。しかしこの時期、「熱中症」で病院に運ばれる方のニュースをテレビや新聞で見る機会が増えます。熱中症はスポーツ活動中や高温環境での労働など比較的若い世代に起こると思われがちですが、高齢者でも例外ではありません。今回は、夏に多い熱中症についてのお話です。
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食中毒-家庭にひそむ落とし穴- -2005年6月1日掲載-
夏が近づいてくると テレビでも話題になりますよね。食中毒。飲食店でばかり起こっているようですが、その内20%は家庭で起こっています。夏場だけでなく年間通して100件以上の報告があり、特に7月~9月で倍の200件近くの報告が上がっているのです。大好きな環境が 高温多湿(25℃以上・湿度70%以上)ですので納得です。また、人は高温多湿の環境では抵抗力が低下しやすいのでさらに悪循環となります。
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お薬手帳って必要? -2005年6月1日掲載-
皆さんは医師や薬剤師から「続けて服用している薬はありますか?」と聞かれて薬の名前を正確に答えることができますか?何種類も服用していると薬の名前までは答えられないのではないでしょうか。
新潟中越地震でも、いつも飲んでいる薬がわからず、困られた方がたくさんおられたそうです。高血圧や糖尿病など慢性疾患をお持ちの方は、災害時でも薬は飲み続けなければいけませんが、かかりつけの病院や薬局が利用できるとは限りませんし、救援に来た医師や薬剤師も短期間で入れ替わります。そんな時に役立つのが薬の記録簿である「お薬手帳」です。
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睡眠障害 -2005年5月1日掲載-
夜、なかなか寝付かれなくて苦しい思いをしたことはありませんか。
日本では成人の約5人に1人が不眠に悩んでいるといわれています。原因の一つとして、生活リズムの乱れによる体内時計のズレがあげられます。朝起きて太陽の光を浴びると、体内時計が時を刻み始め、14~16時間たつと、眠りを誘うホルモン「メラトニン」が分泌されて眠気がおこります。毎朝きちんと起き陽光を浴びていれば、寝付きは良いものです。また夜はゆったりとした気分で自然に眠気を待つことも大切です。
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そろそろ気になる・・・に・お・い -2005年5月1日掲載-
この季節になると気になり始めるのが汗、それにともなう体臭・・・耳が痛い話ですねぇ
汗は体臭の一番の原因といわれています。汗をかくと老廃物が皮膚や汗腺に溜まり、雑菌が繁殖する。それが、体臭の原因となります。特に運動不足の体では、雑菌繁殖のしやすい汗の状態になることになり、汗の臭いを発生するということにもつながるといわれています。
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ピッタリ合う貼り薬 -2005年4月1日掲載-
打撲や腰痛の時、一度はお世話になったことのある薬といえば、シップ剤ではないでしょうか。
シップ剤は大きく分けると冷シップと温シップがあります。一般的に捻挫や打撲など、熱を持っている患部に貼るのは冷シップ、慢性的な腰痛や肩こりなどには、温シップを使います。温シップにはトウガラシ成分が入っているものもあり、これが血管を拡張させ血行改善作用を促進します。
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水虫について -2005年4月1日掲載-
水虫とは?
水虫とは、白癬菌という真菌の一種が足に感染した状態のことをいいます。真菌とは人の身近にある「カビ」の一種です。
カビの仲間には、良いことをするカビと、悪いことをするカビがあります。人にとって有益なカビは納豆やヨーグルトなどの発酵食品を作り、人体に害のあるカビは、食べると食中毒をおこしたり、ハウスダストの原因になったりします。真菌類の一つ、ビール酵母はビール醸造に欠かせない有益な真菌ですが、白癬菌の方は感染すると水虫になってしまう厄介な真菌です。
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うがいをより効果的に! -2005年3月1日掲載-
ある調査によると、うがい薬を使用される方の多くは含嗽液が適切な濃度よりも3~6倍薄く、しかもうがい時間が短すぎるため、薬剤の殺菌作用を十分発揮できていないことが指摘されています。個々の薬剤の適正な希釈濃度を確認してうがいしましょう。
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美肌のための食事 -2005年2月1日掲載-
若い頃には美肌であっても、加齢とともに皮膚の老化現象が始まってきます。紫外線、大気汚染、食生活、ストレスなど、現代社会では影響を与える要因がたくさん存在します。肌を健康に美しく保つためにはスキンケアも大切ですが、ここでは食事と栄養についてお話します。
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油断できない中性脂肪-動脈硬化のサイン -2005年1月1日掲載-
動脈硬化の原因としては、コレステロールがよく知られていますが、実は、血液中の「中性脂肪」も動脈硬化に深くかかわっていることが、近年の研究で明らかになってきました。
中性脂肪とは?
血液中には、色々な種類の脂質が含まれています。健康診断などで、よく耳にする「コレステロール」や、「中性脂肪」もその1つです。コレステロールは細胞の膜やホルモンなどの材料になるものです。これに対し中性脂肪は、体を動かすエネルギー源になります。
中性脂肪は、食べ物に含まれる脂質をもとに、小腸で作られるほか、肝臓でも、脂質や糖質などから合成されます。そして、血液に入って全身をめぐり、エネルギー源として、使用されます。また、全身の脂肪細胞に蓄えられ、必要に応じてエネルギーに変えられます。
コレステロールや中性脂肪はほとんどが水分である血液に溶け込むことができません。そのため、特殊なたんぱく質と結合した「リポたんぱく」という形で、血液中に存在しています。
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健康食品について -2004年11月1日掲載-
皆さんは、スーパーなどでこういうマークが売られている食品についているのを見かけたことはありませんか?
身近なところでヨーグルト、飲料、食用油、人工甘味料などについているのでちょっと気をつけて見つけてみて下さい。これは、一体何のマークでしょうか?
これは、むずかしい言い方でいうと「保健機能食品」の中の「特定保健用食品」と言います。略して「特保」という人もいます。
じゃ、「特保」って何?
その前に、およそ人が口にする物としてどういうものがあるかというと、大きく分けて「医薬品」「一般食品」「保健機能食品」の3つになると思います。
頭痛について -2004年10月1日掲載-
※このページは頭痛についての一般的な知識の提供を目的としています。
疾病の治療等については必ず医師の診察を受けて、その指示に従ってください。
頭痛に悩まされている人は多いものです。しかし、実際に医療機関を受診して、治療を受けている人は決して多くありません。
頭痛が起こる原因には様々なものがありますが、命にかかわる重大な病気が原因となって起こるものと、長い間繰り返しおこる慢性頭痛があります。
現在は有効な治療薬も開発されています。自分の頭痛の種類を知って、きちんと対処しましょう。
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睡眠障害 -2004年9月1日掲載-
寝つきが悪い
寝つきが悪くなる理由(1)
寝つきの悪さの多くは、生活のリズムの乱れや心の不安などにより、活動や眠りを調節する「体内時計」のリズムが妨げられることが原因です。体内時計が体内の時刻を太陽の光という時報に合わせてリズムを刻み始め、約10~13時間は体が活動に適した状態となります。その後、約14~16時間が経過すると、眠りにつくための準備が始まります。そのため平日規則正しい生活をしている人が休日に朝寝坊をすると体内時計がずれてしまい、寝つけなくなり寝不足で休み明けを迎えることになります。
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抗生物質について~窓口の素朴な疑問~ -2004年8月1日掲載-
糖尿病の食事療法と運動療法 -2004年7月1日掲載-
糖尿病の治療では、血糖値を適正な範囲にコントロールすることが目標となります。血糖コントロールがうまくいっていれば合併を防いだり、合併の進行を押さえたりすることができます。
血糖コントロールで大切なのが食事と運動です。症状によっては、薬やインスリン注射に頼らず食事療法と運動療法で治療を進めることになります。また、薬による治療やインスリン注射を行っている患者さんにとっても、食事療法と運動療法は欠かすことができません。
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点眼剤の使用法について -2004年6月1日掲載-
点眼剤はあまりその使用法について関心をもたれていないように思いますが、点眼剤は正しく点眼することで本来の治療効果を発揮し、誤用や過量使用による副作用を軽減し、さらには点眼剤の汚染を防止することができます。ここではその点眼剤の使用法について書きたいと思います。
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旬の夏野菜で「夏バテ」を撃退! -2004年5月1日掲載-
もうすぐ暑い夏がやってきます。夏といえば「夏バテ」。体がだるく、食欲や体力が落ちて、なかなか回復しづらいのが難点です。外は気温が高く、蒸し暑い、しかし建物の中に入ると冷房のために体が冷える・・そんな環境だと自律神経の不調を招き、「夏バテ」になりかねません。
そんな「夏バテ」を予防するために気をつけたいのが食生活。健康な体作りのために、肉・魚介類たんぱく質をしっかり摂り、同様に旬の夏野菜を食べて、不足しがちなビタミン・ミネラルを摂取し、夏バテをふきとばしましょう!
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