ウォーキングを始めてみませんか? -2013年5月31日掲載-

初めに・・・
このページを開いてくださった方は暖かい今の季節に何かを始めてみたいと思われている方もいるのではないでしょうか。
今回、ウォーキングの良いところや様々な効果を知っていただき、スタートするきっかけになれば幸いです。

※ ウォーキングの呼吸法:呼吸のリズムは、吐く→吐く→吸う→吸うを4歩で行うようにして下さい。息を吐き出し二酸化炭素をしっかり出す事でより新鮮な酸素を取り込む事ができます。

やる気にさせるウォーキングの効果

美肌効果

歩く事で新陳代謝が良くなり皮脂が分泌されやすくなります。
皮脂は紫外線から肌を守る働きがあるので美肌の為に必要です。
日中のウォーキングする時は、日焼け止めと帽子をお勧めします。

冷え性改善

代謝が良くなると血流が良くなり、手足の先に血流が良く行くようになり冷え性の方にも効果的です。

脂肪燃焼

20分以上の有酸素運動(ウォーキングやプールなど)する事により脂肪の燃焼を促進させるのでダイエットに良いです。

ストレス解消

30分~60分程度の少し疲れが出てくる頃にエンドルフィンと言うホルモンが分泌されやすくなります。
この働きにより気分がハイになりストレスや悩みなどの改善に繋がります。

筋量・骨量増加

歩く事により筋量が増加し足腰が強くなります。
日光を浴びる事でカルシウムの吸収に必要なビタミンDが生成されるので牛乳や魚などのカルシウムを得やすくなります。

動脈硬化の予防

有酸素運動をすると体内の血管の内壁につくLDL(悪玉コレステロール)が剥がれやすくなります。そしてHDL(善玉コレステロール)も増加しLDLを肝臓に運びやすくなるので動脈硬化に効果的です。

血糖効果作用

下半身を中心に全身の筋肉が働く事により、すい臓の働きが良くなります。すい臓はインスリン(血糖を下げる)を分泌しやすくなり血糖を減少させます。

もの忘れ防止

運動不足は脳の老化に繋がります。足の筋肉を刺激する事により脳が活性化され、物忘れなどの脳の低下を防止します。

便秘改善

便秘は、胃腸の機能の低下により起きやすくなります。
胃腸を支える筋力の低下は腸を圧迫し腸の蠕動運動を悪くし便秘になりやすくなります。
腹部を鍛えると腸を圧迫させなくなり便秘の改善に繋がります。

自分の町の新たな発見

自分の家の周りを歩いてみてください。普段気づかなかった素敵な場所(花や川や建物など)にきっと出合えます。

始める前に注意して欲しい事

  • 心疾患、糖尿病など気になる病気をお持ちの方は主治医に相談しどの程度なら運動してよいか確認してから始めてください。
  • 運動する事により水分不足になります。水筒やペットボトルなどを持ちこまめに水分補給するようにして下さい。
  • 日中など暑い季節は熱中症になる恐れがあります。暑い季節は涼しい時間帯にする事をお勧めします。
  • 始める前と後には体操で体をほぐして下さい。

体調管理に注意して無理なく楽しみながら、ウォーキングしていきましょう。