718年(養老2年)、浄薫(じょうくん)和尚が薬師如来のお告げにより発見されたと伝えられ、傷ついた鹿が傷を癒したという伝説から別名「鹿の湯」とも言われています。泉質はアルカリ性ラジウム泉で、胃腸病、神経痛、外傷に効果があるとされ、また、美肌効果もあるとして女性に人気があります。
御在所岳へ登れば琵琶湖、伊勢湾を一望し、天気の良い日には遥か富士山をも遠望できます。温泉街には情緒のある旅館があり、志賀直哉も滞在し、短編「菰野」を執筆しています。また三岳寺や蒼滝、大石といった見所を訪ね歩く遊歩道があります。運が良ければ御在所岳に生息している特別天然記念物のニホンカモシカなど、珍しい生物を見ることができます。
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アクセス
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近鉄「湯の山温泉」駅から8.0km