後期高齢者保険料、月507円増=24年度、伸び率は最大―厚労省

厚生労働省は1日、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の保険料について、2024~25年度の見込み額を発表した。24年度は被保険者1人当たりの全国平均が月7082円で、22~23年度の実績に比べて507円(7.7%)増。伸び率は過去最大となった。25年度はさらに増えて7192円となる。

後期高齢者医療制度の保険料は、高齢化による医療費の伸びを踏まえ、運営主体である各都道府県の広域連合が2年ごとに見直す。24年度は制度改正で、出産育児一時金の費用の一部を負担する仕組みや、現役世代の負担を軽減する措置が導入されたため、保険料は大幅に増える。

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