厚生労働省は2日、全国約5000の定点医療機関から1月22~28日の1週間に報告された新型コロナウイルス感染者が1医療機関当たり、14.93人だったと発表した。新規感染者は10週連続で増加した。
都道府県別では、福島が23.94人で最も多く、愛知(21.24人)、茨城(21.15人)、栃木(21.01人)と続いた。能登半島地震で多くの人が避難生活を送る石川県は、前週から6.58人増えて20.91人だった。
一方、同じ期間に報告されたインフルエンザの新規感染者は、1医療機関当たり19.20人で、3週連続で増加した。最多は福岡の34.89人、最少は島根の6.47人だった。