屋外マスク、原則不要=熱中症予防で医師会も呼び掛け

日本医師会は29日、全国的な気温上昇で熱中症リスクが高まっていることを受け、新型コロナウイルス対策で求めているマスク着用に関し、屋外では原則不要と改めて呼び掛けた。

政府は熱中症防止のため、屋外では近距離で会話するとき以外は原則マスクを外し、屋内でも人との距離が確保できていれば状況に応じて着脱するよう求める見解を公表。リーフレットなどで周知に努めている。

感染症危機管理対策担当の釜萢敏常任理事は同日の定例記者会見で「マスクを外す生活に抵抗がある人が多いことも踏まえた上で、(国民に)納得してもらえる情報発信が必要だ」と訴えた。

時事通信社

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