デング熱ワクチン候補が4年半の予防効果を持続=武田薬品〔BW〕

【ビジネスワイヤ】武田薬品工業〈4502〉は、同社のデング熱ワクチン候補「TAK-003」のTIDES臨床試験で持続的な予防効果が示されたと発表した。同試験にはデング熱流行国8カ国の4~16歳の健常な小児・若年層被験者2万人以上が参加。初回接種から3カ月後に2回目の接種を行い、4年半にわたり追跡調査を行った。分析の結果、入院の84%、デング熱発症の61%を予防し、重要なリスクは確認されなかった。分析データは、今月の北欧旅行医学会で発表された。TAK-003は現在、欧州と一部のデング熱流行国で承認審査が進行中。〈BIZW〉

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