mRNA活用の創薬支援へ=米企業買収、収益の柱に―リコー

リコーは17日、先端医療を手掛ける米スタートアップ企業を買収し、医薬品の開発製造受託事業に参入すると発表した。リコーが持つ人工知能(AI)技術などを生かし、メッセンジャーRNA(mRNA)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用した創薬支援を事務機と並ぶ収益の柱にしたい考えだ。

米エリクサジェン・サイエンティフィックを7月にも買収する。2019年に同社株式の34.5%を取得しており、保有比率を過半数に引き上げて子会社化する。買収額は数十億円規模とみられる。

時事通信社

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