「6カ月」接種の基準策定へ=3回目コロナワクチン、自治体要望で―政府

政府は、新型コロナウイルスワクチンの2回目と3回目の接種間隔について、原則の「8カ月」から「6カ月」に前倒しする場合の基準を策定する。先行接種を認める事例を明確化するよう求める自治体の要望に応じたもので、主にクラスター(感染者集団)が発生している地域での実施を想定している。

後藤茂之厚生労働相は24日の記者会見で「接種間隔を例外的に6カ月にする具体的基準の作成を進めている。早く要望に応えたい」と述べた。後藤氏は、医療機関でのクラスター発生や感染の急拡大が見られる地域を挙げつつ、「地方の自由な判断や事情で前倒しできるということでは決してない」と説明した。

厚労省は15日、3回目の接種に関し、2回目接種から原則「8カ月後」を目安としつつ、自治体の判断で「6カ月後」からも認めることを決定。3回目接種が進む欧米各国で「おおむね8カ月以上後から接種を開始しているところが多い」ものの、感染予防効果は2回目接種後、6カ月で50%前後に低下していることなどを踏まえた。

時事通信社

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