ワクチン技術移転に期待=日本と協力強化目指す―ベトナム首相

【ハノイ時事】ベトナムのファム・ミン・チン首相は22日、時事通信の書面インタビューに応じ、新型コロナウイルス対策などをめぐる日本との協力強化を目指す考えを表明した。具体的な協力テーマとして、「新型コロナ(の流行)を防ぐ医薬品・ワクチン製造に関する技術などの医療分野」を挙げ、日本からの技術移転に期待を示した。

チン首相は同日から25日まで日本を訪問。岸田文雄首相と首脳会談を行い、2国間関係の強化や中国が海洋進出の動きを強める東・南シナ海情勢などで意見を交わすとみられる。

チン首相は日本との関係について、「多くの分野で信頼できる友好関係にあり、最良の段階にある」と述べた。日本から400万回分を超えるワクチンが供与されたことに言及し、今後の協力強化への期待をにじませた。

チン首相はまた、新型コロナで打撃を受けた経済の立て直しに向けて、「日本からの投資資金を呼び込むために最も望ましい環境整備を進める」と語った。9月に両国が署名した防衛装備品・技術移転協定を含め、防衛協力の促進に力を入れる考えも示した。

時事通信社

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