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キャッチフレーズ

プロフィール

中野 和則

名城大学1996年卒

第2事業部 課長

  • 教育研修担当
  • 10年以上勤務

新人研修に携わって感じることは?

研修とは理想と現実のギャップを埋めるものだと思います。社会人として調剤薬局の現場に立つことの不安や戸惑いがあるかもしれませんが、新人薬剤師の皆さんが自信を持って研修で学んだことを業務に活かせるように多くの人と共にプログラムを考えています。責任は重大ですが、教育に携わることは自身のスキルアップにも繋がり、また皆さんの成長が新たなやる気を引き出してくれます。

調剤薬局薬剤師の魅力は?

一番の魅力は、患者さまと真正面に向き合い自分自身の『知識』や『想い』で言葉を交わすことができることではないでしょうか。調剤薬局では、病院薬剤師とは違い病名や血液検査の結果がすぐにわかる状況にはありません。処方した医師が隣にいて、カルテをすぐに見ることができるわけでもありません。しかし分からないことが多いからこそ、患者さまの治療に役立てるように少しでも多く分かりたいと思う強い気持ちが生まれ、新しい学びを得る原動力になります。メディカル一光には多くの仲間がいて、一人では解決できない問題を共有し、一緒に悩み、答えまで導いてくれます。


薬剤師の生涯学習について

医療の世界では昨日覚えたことが今日には古い知識になってしまうくらい進歩が速く、どこまで学べばよいかというゴールはありません。私は常々、花を育てるような気持ちで学習しています。花は一瞬、綺麗に咲きますが、その後散ってしまいます。新たな花を咲かせるためには水をやり、肥料をやり、気持ちを込めて一生懸命育てることが必要です。生涯学習とは漠然と知識を詰め込むことではなく、一人ひとりの患者さまとどれだけ多く向き合い、その方の治療をサポートすることを一所懸命考えながら取り組むことだと思います。


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