富士フイルム和光純薬、唾液PCRの試薬開発=採取後1時間で結果判明―新型コロナ

富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム和光純薬(大阪市)は30日、唾液によるPCR検査を迅速に行える試薬と遺伝子検出キットを開発したと発表した。組み合わせて使うと、新型コロナウイルスへの感染の有無が検体採取後1時間で分かるという。従来は4~6時間かかっていた。31日から国内で医療機関などに発売する。

PCR検査では、ウイルス由来のリボ核酸(RNA)の抽出・精製というプロセスが必要。開発した試薬を唾液に加えれば、抽出の簡略化と精製の省略が可能になり、1時間かかっていた検体処理の時間を約10分に短縮できる。

また検出キットは、検体の保管状況の悪さによって陰性になってしまうのを防ぐことができるという。

時事通信社

(Copyright©2007時事通信社)