慢性腎不全を原爆症認定=広島で被爆の男性―大阪地裁

広島で被爆した京都府木津川市の男性(75)が、原爆症の認定申請を却下されたのは違法として国に処分取り消しと損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(松永栄治裁判長)は23日、男性の慢性腎不全と放射線との因果関係を認め、処分を取り消した。糖尿病などを患った同府城陽市の男性(75)の請求は退けた。

慢性腎不全や糖尿病は、国の基準で積極認定の対象に入っていないが、松永裁判長は「慢性腎不全と原爆放射線被爆との間には、低線量被爆の場合も含め一般的な関連性がある」と判断した。

時事通信社

(Copyright©2007時事通信社)