「スマート治療室」で手術開始=室外の医師がサポート―信州大など

国立研究開発法人日本医療研究開発機構、信州大学、デンソーなどは9日、手術に用いる顕微鏡や電気メスなどの機器を一つのシステムに接続した「スマート治療室」を開発したと発表した。手術室の外にいる医師と画像やデータを共有し、相談しながら執刀できる。今月下旬から信州大で臨床研究として脳の手術に活用する。

信州大医学部付属病院(長野県松本市)のスマート治療室では、脳内を見る顕微鏡、血管を撮影する磁気共鳴画像装置(MRI)など17種類の機器を接続。画像のほかに電気メスの使用状況、脈拍や血中酸素濃度といった生体情報が集約される。

データは離れた場所でも確認が可能。室外にいるベテラン医師がシステムを通じて、若手の執刀医に助言するといった使い方が想定される。

時事通信社

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